能登半島地震で被災した女性と子どもに支援を 広島の高校生が募金を呼びかけ
能登半島地震で被災した女性や子どもを支援しようと、広島市の高校生たちが募金を呼びかけました。
■高校生
「能登半島地震の支援のために募金をお願いします」
広島市中区の街頭で募金を呼びかけた高校生たち。能登半島地震で被災した女性や子どもを支援するためです。この活動は広島市南区の進徳女子高校の生徒自らが考えました。
■進徳女子高校2年 河井実咲さん
「避難所ではナプキンやオムツがなかなか入手しにくくて困っている方がたくさんいると知ったので、そこにフォーカスを当てて支援したいなと」
被災地の一部の避難所では、生理や育児用品が不足していると言います。また、生理用品がほかの物資と一緒に置かれ、受け取りづらいといった課題もあります。生徒たちは、こうした実態を授業で学び、交流のあった安田女子高校と崇徳高校に協力を呼びかけ募金を集めることにしました。当日は、3つの高校から14人が参加。男子生徒も加わり、協力を呼びかけました。
■寄付した人は
「絶対必要なものですもんね、生理用品はね。せっかく通りかかったので気持ちだけさせていただいた」
この日は1時間で9万円あまりが集まりました。3つの高校は今後も活動を続け、石川県の高校への寄付や生理や育児用品の支援にあてるとしています。
(2024年2月2日放送)