正月の縁起物「クワイ」の出荷が始まる 広島県福山市
正月の縁起物として、おせち料理などで供される「クワイ」の出荷が、生産量日本一の広島県福山市で始まりました。集荷場には、早朝から収穫したばかりの「クワイ」およそ1600キロが次々と持ち込まれました。「クワイ」は、勢い良く芽を伸ばすことから、「芽出たい」縁起物として重宝されています。福山市は、国内生産のおよそ6割を占める日本一の産地です。2023年は、厳しい暑さから生育が心配されましたが、質も大きさも例年通りの出来になったと言います。
■福山くわい出荷組合 渡辺孝信 組合長
「全国の皆さまに食べてもらって、いい芽が出るように祈っている。」
初出荷の後は、ペースト状にした「クワイ」で作ったケーキを披露。2024春から、広島県内の洋菓子店で販売する予定です。
【2023年11月7日放送】