元職員の収賄事件受け談合防止研修会 広島・尾道市
尾道市の元職員の男が道路工事の入札情報を漏らしたとして逮捕・起訴された事件を受け、市は談合防止に向けた研修会を開きました。
研修会には、土木課や契約課などの職員約150人が参加しました。この事件は尾道市土木課の元職員の男が2023年、建設会社の元社長に入札情報を渡し、現金6万円を受け取ったとして逮捕・起訴されているものです。
これを受け、市は公正取引委員会から講師を招き「官製談合防止法」や過去に全国で起きた談合事件の原因などについて学びました。
■尾道市土木課 下見敏夫 課長
「(講師が)細かく法の違反のこととか事例を交えて説明されたので、認識は深まったと思う」
尾道市は、今後も各課ごとに研修を行うということです。
(2024年9月19日放送)