消防士の男性を懲戒免職 有名ブランドのブレスレットを盗むなどで処分 福山地区消防本部

福山地区消防組合と福山市は、有名ブランドのブレスレットを盗んだ消防士の男性の懲戒免職など、合計5人の懲戒処分を発表しました。
懲戒免職処分となったのは、福山地区消防組合南消防署の消防士の男性(24)です。消防組合などによると男性は2024年11月、広島市の百貨店に入る有名ブランドショップで、ブレスレット1個を盗みました。検察の捜査の結果、不起訴となりましたが、本人が犯行を認めていることや、2024年4月に自家用車で故意に事故を起こし、保険金をだまし取ろうとしていたことも踏まえ、28日付で懲戒免職としました。
また、酩酊状態で女性に執拗に絡み、警察官に保護されたことを隠すため、上司に嘘の報告をした南消防署の消防士の男性(35)と、部下7人にパワハラをおこなった南消防署の消防司令補の男性(49)、業務中に知り得た女性の電話番号を利用し、女性にメッセージを送った北消防署の救急隊員の男性(28)の3人が、給料の減額の懲戒処分を受けました。
さらに福山市は、年次休暇が無くなったのに正当な理由なく欠勤した男性職員(55)を、給料の減額の懲戒処分としました。この男性は、去年も同様の理由で懲戒処分を受けています。
《2025年3月28日》