【広島電鉄】新乗車券システム「モビリーデイズ」で実証実験
広島電鉄は1日から一部のバス路線で新乗車券システムの実証実験を始めました。
2024年9月から広島電鉄が導入する新しいICカード「モビリーデイズ」。バスや路面電車で使えます。1日から広電バスの阿戸線で新ICカードを使った実証実験が始まりました。テーマはバスの利用促進です。
実験では新ICカードと「マイナンバーカード」を紐づけ登録すると、対象地域住民の運賃が半額になります。実験を1か月実施してみて利用客が増えるかどうかを検証します。広島電鉄によると、阿戸線は新型コロナの影響で1か月で3千人いた利用者が現在は2千人弱にまで減少しているということです。
■半額になった乗客
「通勤するのに1か月だけでも安いほうがいいかなと思ったずっと継続してほしい」
■広島電鉄 交通政策本部 大上明紀 新乗車券システム推進部長
「コロナ前の数字に戻せられれば良いのかなと。今回の実証実験でいかにすれば(乗客の)数字がもどるのか検証したい」
実証実験は朝と夕方は阿戸学校から広電・熊野営業所の区間、日中は阿戸学校からフジ熊野店の区間で実施されます
《2024年2月1日放送》