新酒の寒仕込みが最盛期 広島・呉市
1年で最も寒い時期に入り、広島県呉市の酒造会社では新酒の寒仕込みが最盛期を迎えています。
日本酒「千福」の蔵元として知られる呉市の三宅本店です。
酒造会社にとっては勝負の冬。新酒の寒仕込みで、蒸しあがった広島県内産の酒米を杜氏や蔵人たちが手際よく運ぶと、温度管理を徹底した部屋で麹菌を振りかけて発酵させます。
■三宅本店 杜氏・地蔵堂多紀さん
「華やかでフルーティーなお酒をよく仕込んでいるので、味わい深くおいしいお酒に仕上がっています。」
寒仕込みは2月中旬まで続き、新酒として販売されるということです。
(2024年1月22日)