マリーナホップの跡地活用で新計画案 “高級ホテル”や“温浴施設”を建設 広島県
2024年営業を終えた広島市西区のマリーナホップの跡地活用を巡り、新たな計画です。広島県は、高級ホテルや温浴施設の建設が盛り込まれた事業計画案を承認する見通しです。
「マリーナホップ」の跡地活用を巡っては、自動車用品の販売などを行う、「トムス」を代表とする事業予定者が、多目的サーキット広場などの施設を整備する計画を検討してきました。しかし、マツダなど構成メンバーの離脱が相次ぎ、資金調達の面で課題が残っていました。
5日の県議会で県は、事業予定者から高級ホテルや温浴施設などを追加した計画案が提案されたことを報告。乗り物への関心が低い客層もターゲットにできるほか、不動産事業者からの投資も見込めるとしています。資金調達については金融機関と具体的に交渉しており、開業準備がスケジュールに沿って進んでいることから、本契約を締結する方向で調整していく考えを明らかにしました。4月上旬までに最終決定するとしています。
【スタジオ】
(宮脇アナ)
計画されているのは、「ひろしまモビリティワールド」と呼ばれる施設で、新たな計画案では、3つのエリアが想定されています。
Aのエリアは、バイクに乗る人たちをターゲットにした施設。Bのエリアには、今回、新たに盛り込まれた高級ホテルや温浴施設のほか、レストランを設けます。Cのエリアには、屋外の多目的サーキット広場のほか、体験型のエンターテインメントを楽しめる施設とする計画です。開業は2027年春ごろを見込んでいます。
【2025年3月5日放送】