任期満了に伴い、３月末に退任する県教委の平川理恵教育長は「官製談合」と指摘された事案を謝罪した上で「できることは全てやった」と振り返りました。

３月末の退任が明らかになって初めてとなる記者会見に臨んだ平川教育長。任期の「２期６年」を振り返りました。

■平川教育長
「精一杯取り組んできたと思っています」
「新しい１歩を踏み出せたのではないかと」

２０１８年、広島県では初となる民間出身の女性の教育長となった平川教育長。自身の成果として、不登校支援や入試改革などを挙げ「できることは全てやった」としました。

一方で、県教委の委託事業を巡り、親交のあったＮＰＯ法人との契約の一部が「官製談合防止法違反」などと、外部の調査で指摘されました。

■平川教育長
「一連の問題につきましては県民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし
誠に申し訳無く思っております。できなかったことについては不徳の致すところですが、私自身この６年間は全力で走ってきたと思っております」

後任の人事案は、県議会の２月定例会に提出される見通しです。

（２０２４年２月９日放送）