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広島土砂災害から10年 「地名」や「水害碑」などで災害体験を伝承

2024年8月20日 22:09
広島土砂災害から10年 「地名」や「水害碑」などで災害体験を伝承

災害による犠牲を繰り返さないためには、体験の伝承が重要です。
例えば「30年以上住んでいるけど、災害を経験したことがない」と言っても、自然のサイクルの中では、もっと長い周期で災害が繰り返し起きているかも知れないわけです。

大人は今まで生きてきた経験で物事を捉えがちなので気をつけなければいけません。
被災した人たちが同じ思いを将来の人にさせたくないという思いで、いろんなところに石碑が作られていたり、あるいは言い伝えの中に「ここはこういうところだった」というものがあったり、あるいは地名に残したりされています。

「水害碑」もそうです。広島県内に50か所以上あるといわれています。
こういう伝えようとしてくれたものを、いかに大事に引き継げるかが重要です。

まずは水害碑の存在を地域の住民みんなが把握して、何が起きたかを知ることが大切です。
お住まいの場所の近くに水害碑があるかどうかは、広島テレビの「防災プロジェクト」のホームページから「災害伝承碑マップ」をチェックしてみてください。
【2024年8月20日放送】

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