広島県内 局地的な激しい雨に注意 一部交通機関に影響
広島県内は一日雨が降り一部の交通機関に影響が出ました。引き続き局地的に雷を伴った激しい雨に注意が必要です。
■久保田 栄作 記者
「山から泥水が流れ出しており下には土砂が溜まっています」
4月3日午前11時前、JR呉線の水尻駅からおよそ400メートルの「観音鼻」トンネル付近で、通過した列車の乗務員が、線路脇に泥水が流れ込んでいるのを見つけました。呉から坂駅の間で2時間あまり運転を見合わせ、およそ2000人に影響がでました。JRは今後の雨の状況では、呉線や芸備線の一部区間で運転を見合わせる可能性があるとしています。また、空の便にも影響がでました。広島空港では流れ込んだ湿った空気の影響で霧が発生。仙台からの到着便が2時間近く遅れ広島から仙台に向かう便も遅れました。そのほかは、現在、天候による欠航や遅れはありません。広島地方気象台によると、4月4日午後6時までの24時間に降る雨の量は多いところで南部で50ミリ、北部で40ミリとなっています。特に4月3日午後9時ごろにかけて局地的に雷を伴った激しい雨の降る恐れがあり、浸水や河川の増水に十分な注意が必要です。
【2024年4月3日 放送】