広島県 安佐南区の「盛り土」調査を9月末まで延期
広島県は21日、広島市安佐南区で行っている「盛り土」調査を、9月末まで延期することを地元住民らに説明しました。
広島市安佐南区上安町にある「盛り土」を巡っては、のり面の一部が崩れていることなどを受け、去年9月から県がボーリング調査などを行っています。
説明会で県は、新たな浸食はなく、安全性は「国の基準を満たしている」と説明しましたが、住民からは災害時に盛り土が持ちこたえるのかなど不安視する声があがりました。
県は、これまでに降雨量が少なかったことを理由に、調査を9月末まで延長し、盛り土の地下水位の観測と検証を続けるとしています。
(2024年4月22日放送)