広島市の「盛り土」 県がボーリング調査
のり面の一部が崩れるなどの問題が指摘されている広島市安佐南区の「盛り土」について、広島県が安全性を確かめるためのボーリング調査を実施しました。
「盛り土」があるのは、広島市安佐南区上安町の産業廃棄物処分場の南側です。
調査はのり面の一部が崩れていることなどを受け、県が安全性を確かめるために今年9月から始めたものです。
今回の調査では、「ボーリングマシン」を使い直径7センチ程度の穴を、地下28メートルまで掘り下げ、土砂の硬さを計測。また、地質を調べるため、地中から地層を取り出す作業を実施しました。
■広島県 森林保全課 小笠原 貞夫治山担当監
「住民の皆様の安全確保のためにしっかりやって、解析を行い結果の方を出していきたいと思います」
調査は来年3月までを予定しています。
【2023年11月15日放送】