元園長が起訴内容認める 北島町の保育施設の積み木誤嚥事故で業務上過失傷害の罪を問う初公判【徳島】
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徳島県北島町の保育施設で、当時1歳の男の子が積み木を喉に詰まらせ、一時、心肺停止となった事故で、業務上過失傷害の罪に問われた元園長の初公判が2月26日に開かれました。
起訴状によりますと、2022年12月、北島町の「認定こども園めばえ」に通う当時1歳の男の子が教室で遊んでいた際、直径2.4cm、長さ3cmの円柱形の積み木を喉に詰まらせ、一時、心肺停止となりました。
この事故で誤嚥を防止する注意義務を怠ったため、男の子に低酸素性脳症などの傷害を負わせたとして業務上過失傷害の罪に問われている当時の園長だった69歳の女の初公判が、この日開かれ、元園長は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察は、「女は園長として運営、職員の指導責任を負っていた」とした上で、「消費者庁の誤嚥等基準を把握し、事故以前、0歳児教室に基準以下の大きさの玩具が設置されていることを認識していながら、事故など起こらないだろうと考え、撤去したり、撤去するよう保育教諭に指示することはなかった」などと指摘しました。
起訴状によりますと、2022年12月、北島町の「認定こども園めばえ」に通う当時1歳の男の子が教室で遊んでいた際、直径2.4cm、長さ3cmの円柱形の積み木を喉に詰まらせ、一時、心肺停止となりました。
この事故で誤嚥を防止する注意義務を怠ったため、男の子に低酸素性脳症などの傷害を負わせたとして業務上過失傷害の罪に問われている当時の園長だった69歳の女の初公判が、この日開かれ、元園長は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察は、「女は園長として運営、職員の指導責任を負っていた」とした上で、「消費者庁の誤嚥等基準を把握し、事故以前、0歳児教室に基準以下の大きさの玩具が設置されていることを認識していながら、事故など起こらないだろうと考え、撤去したり、撤去するよう保育教諭に指示することはなかった」などと指摘しました。
最終更新日:2025年2月26日 21:08