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2024年に新たに見つかった歯の化石4点初公開 恐竜化石の発見が相次ぐ勝浦町【徳島】

2025年3月12日 18:12
2024年に新たに見つかった歯の化石4点初公開 恐竜化石の発見が相次ぐ勝浦町【徳島】
恐竜化石の発見が相次いでいる徳島勝浦町で、2024年10月と11月に新たに見つかった歯の化石4点が、3月12日に初めて公開されました。

これは、恐竜を核とする地域の活性化を図ろうと、徳島県と勝浦町などが開いた会合で公開されました。

会合には、自治体の担当者のほか、国内の恐竜研究の第一人者ら13人が出席しました。

このうち2点は、これまでにも勝浦町で発見されている竜脚類、「ティタノサウルス」型の恐竜の歯の化石です。

長さが33.5mmと12mmで、特に大きい方は歯の根元から先端までがきれいに残っています。

2024年10月と11月に発掘されました。

また、イグアノドン類の上顎の歯の化石は、長さは23mmで、2024年10月に発掘されました。

これまで発見されたイグアノドン類の歯の化石の中で最も大きく、保存状態も良好です。

また、徳島県内で6点目の発見となる獣脚類の歯の化石は、長さは11mmで獣脚類特有ののこぎり状の歯、鋸歯と呼ばれる構造が見られます。

勝浦町恐竜発掘活性化協議会 小笠原憲四郎さん)
「もう少し河川側や海側に(採掘エリアを)広げていけば、もっともっと可能性があるという成果も得られている」

この日公開された恐竜の化石は、3月13日から徳島市の「文化の森」の徳島県立博物館で一般公開されます。

最終更新日:2025年3月12日 20:37
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