阿南市で見つかった野鳥の死骸から鳥インフル検出 県が危機管理会議【徳島】
10月24日、阿南市で見つかった野鳥の死骸を調べたところ、11月6日、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。
これを受けて県は危機管理会議を開き、今後の対応などを確認しました。
会議には県の幹部ら22人が出席しました。
はじめに担当者が10月24日、阿南市那賀川町の住宅街で住民の通報を受けて回収されたヒドリガモ1羽の死亡個体を国立環境研究所で遺伝子検査をしたところ、11月6日、「H5亜型鳥インフルエンザウィルス」が検出されたと報告しました。
引き続き国立環境研究所で高病原性かどうかを調べていて、判定には1日から2日程度かかる見通しです。
報告を受け、谷本悦久政策監は、引き続き野鳥の監視を強化すること、高病原性が陽性となった場合、鳥インフルエンザとくしまアラートを最高のステージ4「特別警報」へ引き上げること、回収地点の半径3キロ圏内にある養鶏所への速やかな立ち入り検査を実施することを指示しました。