教員であるにも関わらず、女子中学生にキスをした不同意わいせつの罪に問われた男に対し徳島地裁は、10月7日に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、徳島県内在住の32歳の男性教員です。

起訴状などによりますと、男性教員は2024年5月、徳島県内で駐車中の車の中や施設において女子中学生にキスをした、不同意わいせつの罪に問われていました。

この日の判決で、徳島地裁の髙橋孝治裁判官は「犯行は強い非難に値するし、一定の常習性も認められる。刑事責任は軽くない」とした一方で、「慰謝料100万円を支払って、被害回復に努めている」などとして、男性教員に懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

求刑は、懲役1年6か月でした。

なお、この男性教員の勤務する学校を所管する教育委員会は、10月7日付でこの教員を懲戒免職処分としています。