2024年美波町でウミガメが約1200個の産卵 ふ化率は約34%と2023年を下回る【徳島】
2024年、徳島県美波町の3つの砂浜でウミガメが産んだ卵のふ化率は約34%で、2023年を30ポイント近く下回っていたことがわかりました。
美波町の日和佐うみがめ博物館「カレッタ」では、毎年、大浜海岸など町内3か所のウミガメの産卵地で産卵数やふ化率を調べています。
その結果、2024年は大浜海岸で540個など、合わせて約1200個の産卵が確認されました。
このうち400個あまりがふ化し、ふ化率は34・1%でした。
2023年と2022年の調査より29ポイント下回っています。
カレッタによりますと、2024年の夏は日照時間が長く海岸の砂の温度が上がったことや、無精卵が多くかったことなどが原因として考えられるということです。
カレッタの田中宇輝学芸員は「今年は対策をしないと卵がダメになるほどの暑さだった。今後は前もってできるだけの対策をして、ふ化率アップを目指したい」と話しています。
美波町の日和佐うみがめ博物館「カレッタ」では、毎年、大浜海岸など町内3か所のウミガメの産卵地で産卵数やふ化率を調べています。
その結果、2024年は大浜海岸で540個など、合わせて約1200個の産卵が確認されました。
このうち400個あまりがふ化し、ふ化率は34・1%でした。
2023年と2022年の調査より29ポイント下回っています。
カレッタによりますと、2024年の夏は日照時間が長く海岸の砂の温度が上がったことや、無精卵が多くかったことなどが原因として考えられるということです。
カレッタの田中宇輝学芸員は「今年は対策をしないと卵がダメになるほどの暑さだった。今後は前もってできるだけの対策をして、ふ化率アップを目指したい」と話しています。
最終更新日:2024年11月5日 12:34