×

8月8日の地震 気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表【徳島】

2024年8月8日 19:56
8月8日の地震 気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表【徳島】
8日午後7時15分、気象庁は南海トラフ巨大地震に「注意」を呼びかける臨時情報を発表しました。

気象庁の発表内容は、以下の通りです。

「8月8日午後4時43分頃に、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。今後の政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください」

8日午後4時43分ごろに日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。

その後の地震活動は、活発な状態が続いており、ひずみ観測点では、この地震に伴うステップ状の変化が観測されています。

気象庁では、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を臨時に開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討しました。

南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。

南海トラフ地震には多様性があり、大規模地震が発生した場合の震源域は、今回の地震の周辺だけにとどまる場合もあれば、南海トラフ全域に及ぶ場合も考えられます。

最大規模の地震が発生した場合、関東地方から九州地方にかけての広い範囲で強い揺れが、また、関東地方から沖縄地方にかけての太平洋沿岸で高い津波が想定されています。

今後、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。

気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。
四国放送のニュース