自転車で通学することの多い中学生や高校生に交通ルールの大切さを知ってもらおうと、徳島県警とJA共済連徳島が自転車交通安全教室を、徳島県海陽町の海部高校で開きました。

雨のため体育館で行われた交通安全教室には、約290人の生徒が参加しました。

スタントマンによる自転車事故の再現が行われ、事故の怖さや交通ルールを守る大切さを改めて学びました。

（海部高校生）
「毎朝登下校を自転車で行っているので、もっと自分ごととして考えるべきだと思った」
「僕たち海部高校の高校生が率先してヘルメット着用など気を付けることで、交通安全にもっと意識を持てる町になると思います」

徳島県内では2024年1月から8月末までに、自転車がからむ交通事故が245件発生し、4人が亡くなっています。

亡くなった4人のうち3人は、ヘルメットを着用していませんでした。