来春就職する高校生への熊本県内の求人倍率が統計開始以来最高に
来年春に就職を希望する高校生への熊本県内の求人倍率が、統計開始以来、最高となったことがわかりました。
熊本労働局によりますと、来春、就職を希望する県内の高校生は、10月末の時点で2978人(前年同期比2.6%減)でこのうち県内での就職希望は1887人(同0.3%増)でした。
求人数は前の年より17.7%増加し、求人倍率は全体で29.97倍(同5.18ポイント増)、県内で3.82倍(同0.47ポイント増)となり、県内は統計を始めた1990年以降で最高です。
労働局によりますと「少子化などで就職する高校生が減る一方で、コロナ禍の後の採用意欲は高くなってきている」ということです。
また就職内定率は、全体78.6%、県内73.6%で、ともに統計開始以来、6番目の高さです。