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40個のセンサーが人や車を感知 熊本市が自動運転バスの実証実験を前に車体を公開

2025年1月27日 18:47
40個のセンサーが人や車を感知 熊本市が自動運転バスの実証実験を前に車体を公開
運転士不足が課題となる中、熊本市はバスの自動運転の実証実験を行うのを前に27日、その機能などを公開しました。

熊本市が公開したのは、バスの運転士不足の対策として2月から実証実験を行う自動運転バスです。実証実験は2月10日から3月末まで、熊本城周辺を1週30分かけて回ります。定員は15人で1日6便運行し、運賃は無料です。

■緒方大樹記者
「バスに取り付けられた約40個のセンサーが、人や車を感知して走行します」

バスの車体には、カメラやセンサーなどが取り付けられていて、車や歩行者の動きを予測することができるということです。実証実験では、バスは原則、自動で走行しますが、運転士が乗車し、ハンドルやブレーキの操作が可能な態勢をとり、状況に応じて手動運転に切り替えて走行するということです。

■熊本市都市建設局 秋山義典局長
「地域公共交通が抱える様々な課題解決に向けて、自動運転バス、自動運転の技術が希望の光となるように、引き続き取り組みを進めます」

熊本市は今後、自動運転バスの時刻表をホームページなどで公表する予定です。市役所前など5つの停留所で乗車することができますが、確実に乗車したいという人は、市のホームページから予約してほしいとしています。

最終更新日:2025年1月27日 18:47
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