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約130億円の負担軽減も 熊本市庁舎建て替え特別委でスケジュールなど議論

2024年3月8日 19:31
約130億円の負担軽減も 熊本市庁舎建て替え特別委でスケジュールなど議論

熊本市庁舎の建て替え問題、スケジュールを不安視する意見が相次ぎました。


新しい庁舎の建設地について、現在の手取本町、城東町、桜町、白川公園に絞り込んだ熊本市。

8日に開かれた熊本市庁舎の整備について議論する市議会の特別委員会では
建て替え場所についてことし秋頃の決定を目指すことや、建て替え費用の一部に国が補助する「合併推進債」を活用するため、詳細な設計図などを盛り込んだ「実施設計」を来年度中に発注しなければいけないことを説明しました。

委員からは限られたスケジュールで十分な検討ができるのか懸念する意見が相次ぎました。

■髙本一臣委員
「誰が見てもすごくタイトなスケジュール。市民との合意形成や議会の議論深く議論ができるのかどうかすごく心配をしている」

熊本市は合併推進債を使うことでおおむね130億円市の負担が軽減されるとして「議会や市民と議論ができる環境を整え理解を得たい」と話しました。

熊本市は3月21日の特別委員会で、新しい庁舎の目指すべき姿や事業費・規模をまとめた「基本構想」の素案を示す予定です。

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