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「雷から身を守るには」落雷が原因とみられる火事で住宅の一部を焼く

2024年8月19日 18:52
「雷から身を守るには」落雷が原因とみられる火事で住宅の一部を焼く
落雷があった住宅
18日夜、菊池市で住宅の一部を焼く火事がありました。けが人はいませんでした。警察などは落雷が原因とみて調べています。

火事があったのは、菊池市長田の無職、山下國廣さん(81)の住宅です。消防によりますと、18日午後8時半頃、山下さんから「家に落雷があり2階から火が出ている」と通報がありました。この火事で木造瓦葺きの2階建て住宅の2階部分の一部約12平方メートルが焼け、40分後に鎮火しました。山下さんは1人暮らしでけがはありませんでした。

山下さんは「家に雷が落ちて、天井から火の粉のようなものが降ってきた。様子を見に2階へ上がったところ出火しているのを発見し、通報した」と話しているということです。

火災当時、県内全域に雷注意報が出されていました。警察などは落雷が原因とみて調べています。

【スタジオ】

熊本市消防局によりますと、管内では雷が原因の火災が2022年と2023年の2年間で7件発生しています。

民間の気象会社ウェザーニューズがまとめた「雷から身を守る方法」です。
まずゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めたら、雷は15キロから20キロ以内の場所で発生していると推測されるため、速やかに屋内へ避難してください。

一方で、今回は落雷が住宅の火災につながった可能性があります。家の中では、近くの電線を介して家電に膨大な電流が流れ、ショートする可能性があります。
パソコンなど精密機器の電源を落とす、プラグをコンセントから抜く、分電盤に雷保護装置を設置するといったことも対策になります。

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