来年3月に行われる熊本県知事選挙に、前の熊本市長の幸山政史氏が、立候補することを表明しました。

幸山氏が26日午前11時から会見を開き、明らかにしたものです。

■幸山政史「県内には期待と不安が交錯しています。ＴＳＭＣ進出の効果、良き流れを県下全域に広げていきますことより良い流れを創造していくことがこれからの大きな課題である」

幸山政史氏は熊本市出身の58歳。2014年まで3期12年間にわたって熊本市長を務めたあと、前回までの2回、知事選挙に立候補し落選しました。

幸山氏はKKTの取材に対し、「地方の政治を良くしたいという思いは今も変わらずある」と話し、次の知事選挙に意欲を見せていました。

一方、関係者によりますと、自民党県連が支援する有力候補に木村敬副知事が挙がっていることが分かりました。

自民党県連は、27日、選考委員会を開き、支援する候補者の最終調整を行う見通しです。

26日朝の木村副知事は…。

■木村敬副知事「私には自民党県連から要請や打診はございません。私としては何もない、白紙の状態です」

熊本県知事選挙は2024年3月7日告示、24日に投開票されます。