ダムの下に断層あり上流に建設 熊本地震で被災した大切畑ダムの工事安全祈願する定礎式
熊本地震で被害を受け、新たに建設する熊本県西原村の大切畑ダムの本体工事が本格化するのを前に19日、工事の安全を祈願する定礎式が行われました。
定礎式には、蒲島熊本県知事など関係者約140人が出席し、神事の後、礎石に土をかけ工事の安全を祈りました。
大切畑ダムは農業ため池で、熊本地震で堤防にひびが入るなどの被害が出ました。また、ダムの下に断層が通っていることが分かったため、もとの場所から237メートル上流に建設されます。
定礎式には、蒲島熊本県知事など関係者約140人が出席し、神事の後、礎石に土をかけ工事の安全を祈りました。
大切畑ダムは農業ため池で、熊本地震で堤防にひびが入るなどの被害が出ました。また、ダムの下に断層が通っていることが分かったため、もとの場所から237メートル上流に建設されます。
ダムは高さ29メートル、幅237.7メートルで、上流側を掘って出た土を再利用して作ります。熊本県は2026年度の供用開始を目指していて、農業用水は西原村、益城町、菊陽町の合わせて605.5ヘクタールに供給されます。