ゴールデンウイーク後半の4連休初日となる3日、朝から九州道で事故が相次ぎました。上り線では最大15キロの渋滞が発生しました。

警察などによりますと事故があったのはいずれも山江村の九州道で、上り線では午前9時頃、淡島トンネル内と淡島トンネルから熊本市方面に約1キロ進んだ地点で事故がありました。
下り線では午前11時過ぎに山江村にある屋形トンネル近くでも事故があったということです。

このうち淡島トンネル内では追い越し車線で車7台が次々と追突する事故があり、小学生の女の子1人が病院に搬送されました。女の子は軽傷だということです。

また淡島トンネルから熊本市方面に約1キロ進んだ場所では、車2台による追突事故がありましたが、けが人はいませんでした。

九州道の上り線ではこれらの事故の影響で、宮崎県のえびのインターと八代インター間で最大約15キロの渋滞が発生しました。
一方、九州道下り線では午前11時過ぎ、屋形トンネル付近で車2台が衝突する事故がありました。けが人はいませんでした。
この事故の影響で人吉インター付近を先頭に最大11キロの渋滞となりました。
警察によりますと事故による渋滞はいずれも解消に向かっているということです。

警察は高速道路を運転する際には適度な車間距離を確保するとともに、休憩を取りながら運転してほしいと呼びかけています。