熊本県内を代表する観光地、阿蘇の草千里。多くの外国人観光客の姿がありました。

■イタリアから
「阿蘇はとてもいいね空気がきれいだしいい所だよ」
■イスラエルから
「ハネムーンの場所に選びました」

コロナ前と比べても海外からの観光客が増えているという阿蘇地域。阿蘇市の佐藤義興市長も期待を寄せています。
■阿蘇市 佐藤義興市長
「特にヨーロッパの方、そして東南アジアの方、東アジアの方がすごく多くなっている。これからますます海外からのお客様も多くなってくるのではないかと期待、実感している」

阿蘇市のホテルでは、海外に加え、県外からの宿泊客でゴールデンウイーク期間の予約はほぼ埋まっているといいます。
■阿蘇白雲山荘 髙山智一支配人
「問い合わせがあっても、お断りしているお客さんもいらっしゃいます。満室になって直近でキャンセルが出ても、またすぐ予約が入ってくるような状況です」

こちらは熊本市動植物園。
■花木瞳記者
「ゴールデンウイークを前に、モノレールの運行が再開しました。午前中から多くの子どもたちでにぎわっています」

去年10月、5台が衝突する事故で約半年運休していたモノレール。モーターの交換や追突防止機能の追加するなどして、26日再開しました。モノレールに乗った子どもたちは…。
Q何の動物が見えた?
■男の子
「きりんとぞうさん」

Qぞうさんは上から見てどうだった?
■女の子2人
「みみとしっぽとからだがみえた」

Qモノレール楽しかった人ー?
■女の子9人
「はーい!」

熊本市動植物園はゴールデンウイーク期間中、通常通り午前9時～午後5時まで営業。4月30日(火)のみ休園です。

熊本城の天守閣では、26日から御幸坂にある備前堀に関する企画展が始まりました。

備前堀は熊本城に現存する唯一の水堀です。

企画展では、今年1月から2月にかけ、熊本地震で被害を受けた石垣や堀の状態を確認するために行った発掘調査の様子などが、写真やイラストで紹介されています。また、1988年の調査で見つかった旧日本陸軍の銃剣や噴進砲も初めて展示されています。

■熊本城調査研究センター 網田龍生所長
「新たな熊本城の魅力、価値に気付いていただけるかなと期待している」

熊本城では5月3日から3日間、熊本地震で被災し、復旧のため解体中の宇土櫓の素屋根の内部や、復旧工事が完了した監物櫓の内部が特別公開されます。