世界遺産 﨑津集落ボランティアガイドを引退する中学3年生が最後のガイド
天草市の﨑津集落を訪れた観光客へのボランティアガイドを務めた地元の中学3年生が14日、最後のガイドをしました。
天草市河浦町の河浦中学校では今年、生徒34人がガイドとして活動しましたが、このうち3年生は14日で引退します。
■﨑津集落ガイドの中学生
「ここは﨑津諏訪神社です。1637年、島原天草一揆が起きました。それから10年後の1647年、現在の場所に﨑津諏訪神社が建てられました」
「色が変わっているのが分かりますか。これは前3分の1が鉄筋コンクリート、後ろ3分の2が木造でできているため色が違っています」
■茨城県からの観光客
「説明も簡潔なんですけど分かりやすく入ってくる説明でとっても良かった」
■広島県からの観光客
「きょう感動しっぱなしで若い子たちがすごいから」
3年生は県外から訪れた観光客に自作のパネルを使って潜伏キリシタンの歴史や教会の様式などを説明しました。
■観光客と生徒の会話
「3年生のガイドはこれが最後なので」
「最後なの?」
「最後です。引退しなきゃいけない。後輩たちがいるのでまた来て下さったら」
「機会があれば絶対来るからね」
■引退する山下千晴さん
「ずっと楽しくやっていたので悲しいです」
■引退する大久保仁頼さん
「3年間やってみて地域の魅力を伝えることができたし様々な方と交流ができてとても楽しかった」
■引退する岩下由さん
「3年間、月一だとしてもとても楽しかった記憶がたくさんあるのでもう1年ぐらいしたかった」