熊本市教育委員会は18日、教員採用試験の大幅な定員割れを受け実施した追加募集の選考結果を発表しました。合格者は35人で、採用予定者数を17人下回りました。

熊本市では教員を計画通りに学校に配置できない｢未配置｣の状態が続いています。この状況を解消するため、熊本市教委は来年度314人の教員の採用を予定していましたが、目標を52人下回る定員割れの状態となったため、初めてとなる追加募集を行いました。

熊本市教委によりますと79人が受験し、選考の結果、合格者は全教科合わせて35人で、採用予定だった52人を17人下回りました。熊本市教委は｢正規教員でまかないたかったが、目標値に満たなかったため、臨時講師の確保に努めたい｣としています。