国が南阿蘇村と大津町にまたがる白川上流に建設した立野ダムの完成式が17日、開かれました。

式典には、国、県、地元の関係者約100人が出席。斉藤鉄夫国土交通大臣が、｢白川の治水安全度がさらに高まると確信しています｣と挨拶しました。また、ダムの名称が｢阿蘇立野ダム｣と発表されました。

阿蘇立野ダムは高さ87メートル、幅197メートルで、下流域の洪水防止を目的に総事業費1270億円をかけて建設されました。国営初の流水型ダムで、ふだんは水をためませんが、大雨の時は最大で1010万トンの水をためることができます。

阿蘇立野ダムは今年4月から本格運用されます。