最初で最後の光景!?立野ダムの試験湛水を一望
南阿蘇村と大津町にまたがり建設中の立野ダムで、ダム完成前の試験湛水を見学できる展望所が、28日、一般開放されました。
国土交通省立野ダム工事事務所は、28日午前9時から午後4時半まで右岸特設広場を展望所として一般開放しました。
立野ダムは、ふだん水をためない流水型ダムですが、現在、洪水に備えてダムや基礎地盤、それに貯水池周辺の山の安全性を確認するために満水までの試験湛水をしていて、一時的なダム湖ができています。
水位は、きょうの時点でおよそ62メートルでダムの容量の67%ほどまで水がたまっていて、満水になれば大洪水でもない限り最初で最後の光景です。
■熊本市から訪れた人「ダムがあるから熊本市内の方が守られるんだなとこれだけ水が溜まっていると思います」
特設広場の一般開放は2月3日と4日にも行われその日は、ガイド付きの見学ツアーやマルシェ、夜間にダムサイトのライトアップも実施される予定です。