取り戻すのは“人生” PCデータの復旧サービス 石川の被災者が高岡へ 東京の専門会社が実施
能登半島地震でパソコンなどのデータを失った被災者を支援しようと5日、無償の復旧サービスが高岡市で行われました。
高岡市の富山銀行が東京の専門会社と共同で行ったサービスには、珠洲市など石川県内の被災地から事前に6件の申し込みがありました。
そのうちの1人、珠洲市のフリーカメラマン、松田咲香さんは自宅が全壊となり、津波の被害にも遭いました。
1階で保管していた5台のハードディスクは、海水に浸かりましたが、柱などの隙間でつぶれずに先月、見つかりました。
納められていたのは10年以上撮りためた写真です。
松田さん
「人生をかけて写真を撮ってきたから、自分の全部みたいなところがあったので、本当に復旧できればいいなと思う」
ハードディスクを解体してみると中は砂だらけ。
ディスクの状況を確認します。
作業担当者
「思った以上に大丈夫そう。塩とか泥は乗っていなかったので」
松田さん
「まだ分からないけど希望があるのかという感じですね」
松田さんは今後、コミュニティスペースで写真を展示する事も計画しています。
5日持ち込まれるなどした6件15台のデータは、専門会社が富山銀行本店で復旧作業を行い、6日以降、持ち主に返すということです。
高岡市の富山銀行が東京の専門会社と共同で行ったサービスには、珠洲市など石川県内の被災地から事前に6件の申し込みがありました。
そのうちの1人、珠洲市のフリーカメラマン、松田咲香さんは自宅が全壊となり、津波の被害にも遭いました。
1階で保管していた5台のハードディスクは、海水に浸かりましたが、柱などの隙間でつぶれずに先月、見つかりました。
納められていたのは10年以上撮りためた写真です。
松田さん
「人生をかけて写真を撮ってきたから、自分の全部みたいなところがあったので、本当に復旧できればいいなと思う」
ハードディスクを解体してみると中は砂だらけ。
ディスクの状況を確認します。
作業担当者
「思った以上に大丈夫そう。塩とか泥は乗っていなかったので」
松田さん
「まだ分からないけど希望があるのかという感じですね」
松田さんは今後、コミュニティスペースで写真を展示する事も計画しています。
5日持ち込まれるなどした6件15台のデータは、専門会社が富山銀行本店で復旧作業を行い、6日以降、持ち主に返すということです。