県が所有するNHK富山放送会館跡地について、県はきょう、芝生の整備やアスファルト舗装を行い、利便性を向上させることでイベントなどでの活用を促進する方針を示しました。

富山市の県庁前公園の東側に位置する、県が所有するNHK跡地は、およそ3600平方メートルあり、去年秋から暫定利用が始まっています。

現在、敷地の全体が砂利で、県は活用の幅を広げようと、1800万円をかけて整備を行います。

県庁前公園側の6分の1を芝生に、中央部分の半分をアスファルト舗装にし、残りの3分の1は現状の砂利のままとします。

4月末ごろの完成を目指します。

新年度からは、マルシェやスポーツイベントなど、1日から1か月程度の短期利用に加え、数年単位での利用提案も募集します。

敷地には電気や水道設備が整備されていて、土地の利用は無料だということです。