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能登半島地震 富山県東部 2センチ超のずれを観測

2024年4月10日 19:22
能登半島地震 富山県東部 2センチ超のずれを観測
政府は、能登半島地震発生から3か月間で、富山県東部などで地面が最大で2センチ以上ずれる地殻変動が確認されたと発表しました。

これは9日、政府の地震調査委員会が明らかにしたものです。

それによりますと、元日に発生した能登半島地震からおよそ3か月間で、富山県や新潟県、長野県などの広い範囲で、地面が水平方向や上下方向にずれる地殻変動が確認されたということです。

大規模な地震後に長期間にわたって地面が動き続ける「余効変動」とみられ、富山県では、県東部で水平方向に最大2.4センチ、上下方向に最大2.5センチのずれが観測されています。

全国では、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震でも余効変動が観測されています。

また、政府の地震調査委員会は、能登地方で2020年から続く「群発地震活動」は当分の間、続くと考えられ、今後も強い揺れや津波を伴う地震が発生する可能性があるとしています。
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