【支援】南三陸から氷見に移住 被災地つなぐ清掃活動 東日本大震災から14年
続いては、東日本大震災と能登半島地震の被災地をつなぐ活動です。
宮城県でボランティア活動を行ってきた男性が、去年移り住んだ氷見市の海岸で、きょう復興への願いを込めた清掃活動を行いました。
氷見市島尾の海岸で、きょう行われた清掃活動。
能登半島地震や豪雨の影響で海岸に漂着するごみが多くなっているということで、ボランティアなど15人がごみを拾いました。
中心となって企画したのは、氷見市観光協会の松原勝久会長と、「ボランティア東北ファミリア」の鈴木隆則さんです。
鈴木さんは東日本大震災の際に支援活動を行った松原さんと交流を続けてきた縁で、去年11月に宮城県南三陸町から氷見市に移住しました。
鈴木隆則さん「今でも心に傷、思いを持った方がいますんで。学生の子たちが、次の復旧・復興のために、何ができるかというのを学んでいただければ」
鈴木さんは氷見でボランティアの受け入れを行っていて、今回は東京の成蹊大学のボランティアサークルの学生が参加しました。
大学生「日本は地震がいっぱい起きる国なので、忘れてはいけないという思いから、こういう特別な日にこの活動に参加できているのは感慨深いと思います」
鈴木さんは、今後も震災やボランティアの現状について伝えていきたいと話していました。