富山県産コシヒカリ1等比率90.4% 去年を大きく上回る
今年収穫されたコメの品質検査の結果、県産コシヒカリの1等比率は先月・9月末現在で90.4パーセントで、猛暑の影響を受けた去年を大きく上回り、例年並みとなりました。
農林水産省が発表したコメの品質検査の結果で、県産のコシヒカリは先月末現在で見た目の品質が最も良い1等が90.4パーセントでした。
猛暑の影響で品質が落ち込んだ去年の同じ時期は43パーセントに留まりましたが今年はそれを大きく上回り、例年並みの1等比率となりました。
一方、県のブランド米 富富富は1等比率が98.3パーセントでした。
富富富は暑さに強いとされ、去年の同じ時期も95パーセントで、今年はそれをさらに上回りました。
県の農産食品課は、「今年の夏も比較的暑かったので懸念していたが、生産者の管理の徹底で品質を確保することができた」としています。