2024年の夏の猛暑の影響が心配されています。間もなく収穫期を迎えるコシヒカリについて、刈り入れが遅れると粒に亀裂が入る胴割米が発生するとして富山県が注意を呼びかけています。

県内では2023年、猛暑の影響でコメの品質が悪化し、コシヒカリの1等比率は50パーセントと過去最低の水準でした。

まもなく収穫の時期を迎えるコシヒカリについて県は「今年は出穂後、10日間の気温が平年に比べ高く推移したことから、胴割米がおきやすい」として、刈り遅れや急激な乾燥に注意するよう呼びかけています。

県やJAはコシヒカリや富富富など、うるち米全体で1等比率90パーセント以上を目指しています。