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液状化被害の高岡市吉久地区 公園で満開の桜 ひとときの笑顔も

2024年4月11日 19:20
液状化被害の高岡市吉久地区 公園で満開の桜 ひとときの笑顔も

11日の県内はおおむね晴れて、最高気温が20度を超えたところもありました。

能登半島地震で液状化現象による被害を受けた高岡市吉久地区では、見頃となったサクラを見物する人たちの“笑顔の花”も咲きました。

花見客らの頭上に咲く、満開のサクラ。

万葉線の新吉久電停のそば、高岡市衛生公社の敷地内にある公園では、ソメイヨシノやヤエベニシダレなど83本のサクラを楽しむことができます。

このうちソメイヨシノは、4月2日頃から咲き始め、暖かくなった先週後半から一気に咲き進んだということです。

また、ヤエベニシダレは満開が間近で、つぼみの濃いピンクとすでに開いた花の淡いピンクのコントラストが訪れた人を魅了しています。

「なんてったって色合いが白からピンクに、微妙にグラデーションになっているところがすばらしい」

「シダレザクラの中を通っていけるのがすごいきれいです」

公園には、予約制の茶室もあり、お茶を楽しみながらサクラを眺めることができるということです。

公園がある吉久地区では地震による液状化現象で住宅と道路との間に大きな段差ができたり、下水道が損傷を受けたりするなどの被害を受けました。

高岡市衛生公社によりますと、公園には、これまで目立った被害はないということです。

夜にはライトアップも行い、4月20日頃まで満開のサクラが楽しめそうだとしています。

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