富山大学が富山湾の海洋調査 能登半島地震の影響調べる
能登半島地震に伴い海底地すべりが起きた富山湾の海洋環境を調べようと、富山大学の教授らが31日、射水市の港から調査に出発しました。
この海洋調査は、富山大学が九州大学、長崎大学と共同で行います。
富山大学からは教授や学生合わせて30人が、長崎大学の練習船「長崎丸」に乗り込みました。
調査は、地震の際に定置網やカニかごが被害を受けた海底地すべりの現場や、富山湾から秋田県沖へ続く長い谷間、さらに、能登半島地震の震源の断層から佐渡島への延長線上などへ船で行きます。
海底の地形を調べたり、海水や堆積物、プランクトンを採取したりして、富山湾の海洋環境や生態系への影響を調査します。
富山大学学術研究部理学系 張 勁教授
「シロエビは例年の半分ぐらいしか漁獲量がなかった。その理由がはっきりしていませんので、今回は海水と海中のプランクトン、そして海底の環境、海洋の流れ、あらゆる角度から解明するのにつながったらいいなと思っています」
海洋調査は6月2日までで、調査結果は順次、報告したいとしています。
この海洋調査は、富山大学が九州大学、長崎大学と共同で行います。
富山大学からは教授や学生合わせて30人が、長崎大学の練習船「長崎丸」に乗り込みました。
調査は、地震の際に定置網やカニかごが被害を受けた海底地すべりの現場や、富山湾から秋田県沖へ続く長い谷間、さらに、能登半島地震の震源の断層から佐渡島への延長線上などへ船で行きます。
海底の地形を調べたり、海水や堆積物、プランクトンを採取したりして、富山湾の海洋環境や生態系への影響を調査します。
富山大学学術研究部理学系 張 勁教授
「シロエビは例年の半分ぐらいしか漁獲量がなかった。その理由がはっきりしていませんので、今回は海水と海中のプランクトン、そして海底の環境、海洋の流れ、あらゆる角度から解明するのにつながったらいいなと思っています」
海洋調査は6月2日までで、調査結果は順次、報告したいとしています。