10 日未明、高岡市内の会社事務所に侵入し物色する不審な人物をカメラが捉えていました。

この事務所では2023年にも100万円相当の貴金属が盗まれる被害が発生していて、会社側は繰り返される犯行に頭を悩ませています。

事務所に設置された防犯カメラに映るのは、全身黒ずくめで顔を隠した不審な人物。

事務所の一角に躊躇なく向かっていきます。

目当てのものが見つからなかったのか10秒あまり物色すると、足早に事務所を去っていきました。

不法侵入の被害にあったのは高岡市でリサイクル業などを営む会社です。

被害にあったのは今回が初めてではないと言います。

被害を受けた会社の従業員
「前もあの奥で被害にあいました。大体100万円相当ぐらいじゃないかなと思っています」

2023年11月ごろにも、同じく黒ずくめの恰好をした人物が事務所に侵入したと言います。

今回、不審人物が躊躇なく向かった場所には、当時客から買い取ったネックレスなどが置いてあり、100万円分相当が盗まれたということです。

この被害を受けて侵入された通用口の施錠を徹底していましたが…

従業員
「鍵の方が壊されてバールでこじあけられてるような感じになってました。けっこう手荒な犯行ですね…、そうですね、ここまでしてくるんかっていうような感じです」

繰り返される犯行に会社側は。

従業員
「犯人に対しては今回を最後にやめていただければいいなと思ってます。もし見ているのであれば、とっていかれたものは返していただければいいなと思います」

今回の侵入を受け会社は被害届と防犯カメラの映像を警察に提出したということです。