“被災地見守る”防犯カメラ設置 富山県警
震災に便乗した犯罪に備えようと、警察が2日、地震の被害が大きかった地域に防犯カメラを設置しました。
県内の被災地では空き巣被害が複数確認されていて、県警は、防犯カメラの設置を進める考えです。
今回の地震で甚大な被害が出た氷見市姿地区。
震災に便乗した犯罪を防止するため、県警は2日、集落の2か所に防犯カメラを取り付けました。
警察によりますと、県内では震災後に空き家となった住宅から物が盗まれるといった被害が、2日までに3件確認されています。
また、ブルーシートの高額販売など悪質商法に関する相談が14件寄せられているということです。
県警生活安全企画課 宮腰龍峰警部補
「防犯カメラがあることで、24時間誰かが見ているぞという目としての役割を担ってほしい」
県警は、被災地を見守るための防犯カメラを氷見市内6カ所、高岡市内4カ所に設置することにしています。