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県内自治体で広がる「ノーネクタイ」

2024年11月6日 19:42
県内自治体で広がる「ノーネクタイ」
県内の自治体で、職員に年間通してネクタイ着用を原則としない「ノーネクタイ」が広がっています。このうち富山市は、来年度からの本格導入に向けて、今月から「ノーネクタイ」の試行期間を始めています。助田記者がお伝えします。

助田記者「富山市の行政経営課です。男性職員でネクタイをつけている人はいません」

富山市では職員の服装について、これまで5月から10月の「クールビズ」の期間中だけノーネクタイを認めていましたが、来年度から通年でネクタイの着用を原則としないとしました。

今月から来年3月までは試行期間で、こちらの課ではきょう、多くの職員がネクタイをせずに勤務していました。

職員「首元がすっきりして、だいぶ楽になったなと感じております」

職員「暑がりなので冬でも汗かいてますので、通気のいい格好で仕事できたほうがいいかなと思います」

ノーネクタイは、働きやすい服装で仕事の能率を上げて市民サービスの向上を図ることが目的です。

一方で、市の式典や外部の会議、行事などに出席する場合は必要に応じてネクタイを着用するということです。

富山市 職員課 竹内孝 課長「今回の取り組みは決してノーネクタイ、ネクタイを外すことを強要するものではありませんので、職員の思いでネクタイをつけて仕事をするもよし、ネクタイを外して勤務してもよいということでございます」

ノーネクタイの通年化は、おととし射水市が県内の自治体でいち早く取り入れ、現在は試行も含めると、ほとんどの自治体で実施されています。

富山市ではこれまでに市民や職員から批判的な意見はないということです。
最終更新日:2024年11月6日 19:42
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