富山市のサクラの名所、松川では遊覧船が今シーズンの運行を始めています。

サクラのつぼみが膨らむ中、きょうは園児たちが遊覧船に乗り春の景色を楽しみました。

つぼみが膨らみ始めた松川べりのソメイヨシノ。

サクラの名所として知られる富山市の松川べりでは遊覧船がきのうから今シーズンの運行を始めています。

きょうは地元の園児らが乗船し、歴史ある川べりの風景を楽しみました。

「楽しかったです」
「乗ったのは初めてだったのでサクラが咲いたらまた乗りたいなと思いました」

富山観光遊覧船株式会社中村珠太専務「短い期間ですけど 大勢の方に楽しんでいただけるようにがんばりたいと思ってます」

松川は能登半島地震で護岸に亀裂が生じるなどの被害を受けました。

また、砂が流れ込み川底が上がったところもありましたが、砂を取り除く工事が行われ安全に運航できるようになったということです。

遊覧船は今年6月に始まる護岸の復旧工事に合わせ、例年より早く5月末に今シーズンの運航を終える予定です。

気象情報会社ウェザーニューズは、松川べりのサクラの開花は今月29日と予想しています。