医薬品不適切製造 改善取り組み強化 富山県薬事審議会
県の薬事行政に関して話し合う審議会が18日開かれ、医薬品の不適切製造などについて意見を交わしました。
会議は毎年この時期に開かれているもので、薬剤師や医薬品の関係者などが出席しました。
県内では近年、医薬品の不適切製造が相次ぎ、県は2月、富山市八尾町に工場があるアクティブファーマが国の承認と異なる方法で医薬品を製造したなどとして行政処分を行ったことを報告しました。
薬の安定供給と品質確保についての質問に対し県は「企業内の文化、意識が重要だ」と説明し、品質文化を企業内で作る取り組みを進めているとしました。
県は2024年度、新たに小規模事業者を対象にした品質管理などについてのオンライン研修について補助を行います。