2027年度以降の県立高校の再編について県教育委員会は22日、1学年4学級未満または160人未満の規模の学校を再編統合の基準とするなどの方向性を示しました。

子どもが急激に減るなか、高校教育の充実を図るため、県教育委員会は2023年6月に2027年度以降の県立高校の再編の規模の基準や学科、コースの見直しなどを検討する有識者の会議を設けました。

4回目の22日、事務局は、学びの質の向上や幅広い選択肢の確保を実現するため、1学年4学級未満または160人未満の学校を再編対象とする素案を示しました。

同時に、規模だけで判断せず、小規模校のメリットを生かすことなども盛り込んでいます。

県民からの意見を踏まえ、検討会議が今年度中に提言を取りまとめて、新年度に開く知事を交えた総合教育会議で最終判断する方針です。