お待たせ!富山市でサクラの開花宣言 平年より1日早く
富山地方気象台は2日、富山市でソメイヨシノが開花したと発表しました。
2日の富山県内は朝は広く晴れましたが、日中は雲が多くなりました。
2日夕方、富山地方気象台の調査官が双眼鏡で観察していたのは…ソメイヨシノの標本木です。
開花宣言の基準は「5輪から6輪以上の花が咲くこと」ですが、午前中に咲いていたのは1~2輪ほど。2日中に宣言は出されるのか、KNBのカメラが待っていると…
富山地方気象台 高橋英則調査官
「5輪観測しましたので、これで富山のサクラの開花を発表いたします」
観測史上最も早かった2023年よりは11日遅いものの、平年よりは1日早い開花です。
富山市のサクラの名所、松川べりでは、日当たりの良い場所を中心に、ソメイヨシノの淡いピンクの花が咲き進んでいます。
女の子
「いっぱい撮っちゃう!」
母親
「あんまりまだ咲いてないから、ちょっと咲いてるところで写真を撮りました」
東京から訪れた人
「ちょこちょこ二分くらいは咲いていたと思う。それなりには満足できた」
2日の県内は1日ほどは気温が上がらず、最高気温は富山市で13.7度、高岡市伏木は11.7度でした。
砺波市の庄川水記念公園では、ソメイヨシノに比べ開花の時期が早いエドヒガン群のサクラが見ごろを迎えていて、可憐な花には、野鳥たちも集まっていました。