戦後79年の夏 富山市に投下の模擬原爆 犠牲者を追悼
原爆投下の訓練として富山市に「模擬原爆」と呼ばれる爆弾が落とされてから79年となった26日、追悼法要が開かれました。
追悼法要は爆撃で両親を亡くした男性が建てた石碑の前で執り行われ、遺族や当時を知る人などが参加しました。
模擬原爆は第二次世界大戦の末期、アメリカ軍が原爆投下の訓練として日本各地に落としました。
富山市でも1945年の7月20日と26日に投下され60人以上が亡くなりました。
鈴木善作さん
「碑を残すことによって、戦争の悲しさとかそういうものが代々伝わっていくことを願っています」
遺族らは石碑の前で手を合わせ犠牲者を偲んでいました。