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注目の“勝負メシ”に県産食材 藤井聡太棋王と伊藤匠七段が魚津市で対局

2024年2月4日 19:53
注目の“勝負メシ”に県産食材 藤井聡太棋王と伊藤匠七段が魚津市で対局

将棋界で初の八冠を独占している藤井聡太棋王と、挑戦者の伊藤匠七段による棋王戦の第1局が4日、魚津市で行われています。

新川文化ホールの対局会場に先に姿を現したのは伊藤匠七段、そして藤井聡太棋王が入ると、会場は物静かな中で張りつめた空気に包まれました。

対局に臨んだ藤井棋王は、ゆっくりとお茶を口にし、気持ちを整えているようでした。県内での棋王戦は5年ぶり、藤井棋王が県内で対局するのは初めてです。

2023年の竜王戦7番勝負では、藤井棋王が4連勝で伊藤七段を退けていて、今回の棋王戦は同学年どうしの再対決。第1局は、藤井棋王の先手で午前9時に始まり、持ち時間はそれぞれ4時間で、対局は現在も続いています。

そして注目の「勝負めし」は藤井棋王が、魚津産のベニズワイガニが入ったスパイシーカレー。

伊藤七段が、昆布締めにバイ飯、げんげの竜田揚げなどが入った松花堂弁当でした。

担当した魚津市のホテルグランミラージュの料理長は「魚津のほか、地震の被災地・氷見の食材も用いて、栄養をとり、最高のパフォーマンスができるよう思いを込めて調理した」と話していました。

対局が行われている新川文化ホールでは県内出身の棋士や女流棋士による大盤解説会が、対局が終わるまで開かれています。

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