うそ電話詐欺を未然に防止…下関市のコンビニ店員など4人に感謝状~小串警察署~
うそ電話詐欺の被害防止に貢献したとして下関市のコンビニ店員など4人に小串警察署から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのはローソン豊北阿川店の井上さよ子さん、真紀子さん親子、川棚地区社会福祉協議会の岡田由紀子さん、矢玉郵便局の久保信一郎局長の4人です。
このうち、井上さん親子は11月4日コンビニエンスストアに来店した80代の女性が不慣れな様子で電子マネーを購入しようとしていたため声を掛けました。
その際、女性が「3千3百万円が当選したという内容のメールが届き受け取るには電子マネーのポイントが必要」などと話したことから警察に通報。
詐欺被害を未然に防ぎました。
(井上真紀子さん)
「高齢の方が多い地域なので安心してお買い物していただき たいと常日頃思っているので少しでも貢献できてよかった」
また、岡田由紀子さんは警察官と一緒にうそ電話詐欺の手口を紹介する寸劇を地元の住民に披露しています。
(岡田由紀子さん)
「寸劇をしているおかげで(被害の)数が減ったと言われたのでもっともっと幅広くみんなに詐欺をされちゃだめですよと伝えたい」
また、久保信一郎さんは郵便局のATMの前で電話していた70代の女性に声をかけ女性が電話口の相手にお金を騙し取られそうになっていたところを説得し被害を未然に防いだということです。
警察は表彰を受けた4人に「皆さんの勇気ある行いで詐欺は一件一件減っていく」などと話し行動を称えていました。