山口県は、新年度から社員の育休取得の推奨など働きやすい環境作りに取り組む事業者を支援する制度を立ち上げます。

26日は、県内およそ20の事業者に対し制度の登録証が交付されました。

「やまぐち とも×いく応援企業登録制度」は山口県が新年度、4月1日から始める支援制度です。

「ともに もっといくじに くわわって」の頭文字をとったもので、男性の育休取得増加や地域全体で子育てができる社会の実現を目指します。

制度では社員の育休取得を推奨するなど、働きやすい環境作りに取り組む事業者に対し県が奨励金や補助金で支援を行います。

3月26日時点で山口県内26の事業者が登録され、このうち21の事業者に村岡知事から登録書が手渡されました。

（巽設計コンサルタント　光井 謙二社長）「みんなで子育てに参加するような、休む人も休みやすい周りの人もサポートしやすい会社にしていきたい。」

（村岡知事）「仕事と育児が両立できる、そういう職場にあふれている県になるように企業の取り組みを後押ししながら広めていきたい。」

山口県では今後も事業者の登録を増やしていきたいとしています。